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ランディングページのデザインの決め方やコツとは?参考にしたいランディングページも紹介!

インターネットを通じて商品を宣伝したり、企業の認知度を広めたりするのは、売上や問合せ件数を向上させるうえでとても有効的かつ効率的な手段です。サイトを開くと、ユーザーが最初に目にするページを「ランディングページ」と呼びます。ただしランディングページは何でもよいわけではありません。サイト訪問者の目線に立ち、デザインや魅了されるキャッチフレーズを作成しなければ、成果を上げることは困難です。

サイト訪問者を魅了するランディングページを作成するには、まずはデザインの決め方やコツについて知る必要があります。そこでこの記事では、ランディングページのデザインの決め方やコツ、参考にしたいランディングページなどを紹介します。ユーザーの購買意欲を高めたい、問合せ件数をもっと増やしたいと考えているサイト運営者は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ランディングページとは?

ランディングページとは、ホームページで最初にアクセスするページのことを指します。検索エンジンでA社のサイトをクリックした際、A社の会社概要が先に出てくるのであれば、それがランディングページです。

なお、ランディングページには「狭義」と「広義」と呼ばれるものがあり、A社の会社概要とは広義に該当します。一方の狭義とは、ユーザーに特定の行動を起こしてもらうためにつくられ、縦長の1ページにまとめられたものです。商品情報をキャッチコピーやビジュアルで宣伝し、コンバージョンを促す際に用いられます。

ランディングページのデザインのコツ

ランディングページのデザインは、サイト訪問者に対し企業の第一印象を決定づけるものです。そのため、最も重要といっても過言ではありません。サイト訪問者に刺さるサイトであれば、サイト離脱率が低くなるうえにCVを向上できる可能性が高まります。

ランディングページのデザインのコツとして、次の5つが挙げられます。

  • ユーザーからの第一印象を大事にする
  • 顧客に有益な情報を記載する
  • 見やすいページを意識する
  • ペルソナを意識する
  • 顧客が引き込まれるデザインにする

ここでは、それぞれのデザインのコツについて詳しくみていきましょう。

ユーザーからの第一印象を大事にする

ランディングページのデザインは、ユーザーが企業の印象を決める重要なものです。そのため、訪問者のファーストインプレッションを大事にすることを忘れずにデザインを決めましょう。

例えば、ユーザー目線を忘れ、サイト運営者が伝えたいことを伝えるだけのデザインで制作したとしましょう。この場合、サイト訪問者には魅力的に映らず、離脱してしまうかもしれません。もしもデザインを決める際にユーザーが受ける印象を軸にしていれば、サイト訪問者からの印象はよりよいものになり、CRVの獲得につながります。そして回遊率のアップにもつながるでしょう。

自分本位のデザインではなく、サイト訪問者が瞬時に抱く印象を考えながらデザインを決めることが大切です。

顧客に有益な情報を記載する

ランディングページのデザインを決める際に重要なことは、サイト訪問者のことを第一に考えることです。その1つとして、サイトを訪問したユーザーにとって有益な情報、つまりベネフィットを記載するようにしましょう。例えば自社のサービスの認知度を拡大したいならば、自社のサービスへ登録することで得られる効果など、顧客にとってのベネフィットを記載しなければなりません。

訪問者のことを差し置いた状態で自社サービスにこだわった部分だけを記載していても、顧客からすれば登録する利点がありません。企業側の目的と顧客にとってのベネフィットとなる有益な情報を結びつけてデザインを考えることで、成果につながります。

見やすいページを意識する

とにかく訴求が多過ぎるページは情報が錯乱し、結果的に印象が薄いランディングページになります。ユーザーの興味を引くためにも、有益となる情報を記載しつつ、シンプルかつ見やすいデザインになるように意識しましょう。

運営側とっては貴重な情報であっても、顧客にとっては不要な情報もあります。例えば会社のこだわりを詳しく記載するために、専門用語をたくさん使ったランディングページにしたとしましょう。訪問者からすれば専門用語が多過ぎるため内容を理解しにくく、見づらいページになってしまいます。サイト訪問者のことを第一に考え、直感的に見やすいか、記載内容を瞬時に理解できるかどうかを考えてデザインを制作しなければなりません。

ペルソナを意識する

ランディングページのデザインを決める際の重要な情報となるのが「ペルソナ」です。ペルソナとはサイトを訪れる具体的なユーザー像のことで、マーケティングにおいて活用される概念です。例えば、名前・年齢・職業・住居地・趣味・家族構成などよりリアリティある詳細な情報を設定し、サービスの典型的なユーザー像を確立させます。

ペルソナを明確にすることで必要な情報や求めているものなどが具体的に整理でき、インパクトを与えるランディングページの作成、つまりCV率の向上が可能になります。しかしペルソナを意識せずにランディングページを作成すると、気付かないうちにデザインの方向性がずれてしまうこともあります。同時にペルソナを立てておくと、制作工程において担当者の認識を統一でき、生産性の向上にも役立つでしょう。

顧客が引き込まれるデザインにする   

ランディングページのデザインは訪問者の印象に残り、魅了するデザインでなければなりません。例えば、インパクトはあるもののほかにも似たようなサイトがあれば、サイトの印象は薄くなり離脱につながりやすくなります。

いくら性能の高い製品であっても、訪問者の記憶に残らないデザインであれば、購買につながらないこともあります。そのため、顧客が引き込まれるデザインであるかはとても重要です。また、顧客が引き込まれるデザインは回遊率を高め、商品の販売チャンスも広がります。

ランディングページでCVを上げるデザインとは?

ランディングページを作成する多くのサイト運営者はCVの向上を目的としているでしょう。ただしデザインがよく印象に残るサイトだけではCVの向上はあまり期待できません。CVを上げるデザインとして、次の3つの工夫が大切です。

  • 信頼できるサイトの証明
  • ユーザーニーズに沿った情報を記載する
  • デザインの工夫

それぞれの項目をみてみましょう。

信頼できるサイトの証明 

1つ目が信頼できるサイトの証明です。信頼できるサイトとは政府が提供する情報や、実際にアンケートをして得られた結果など、数値を用いたものです。現在は誰でもWebページを作成することができ、事実ではない情報だとしても、あたかも事実であるように記載できます。しかし消費者のネットリテラシーは高まり、自身で信頼できる情報なのかを調べる傾向があります。

そのような中で、事実かどうかが不明な情報を記載しているサイト、いわば信頼できないサイトが売上を伸ばすのは困難です。信頼できるサイトであると証明するためにも、政府が提供する情報や、第三機関による具体的なデータや数値を用いた情報を積極的に掲載していきましょう。

ユーザーニーズに沿った情報を記載する

2つ目がユーザーニーズに沿った情報を記載することです。つまりサイト訪問者が必要としている情報をキャッチコピーに記載することで、訪問者の心をくすぐるランディングページとなります。

大切なのは企業が伝えたい情報を記載するのではなく、ユーザーにとって有益となる情報であり、欲求を満たす内容であることです。欲求を満たす訴求内容が明確にユーザーに伝われば、顧客の関心を集められます。

デザインの工夫

3つ目がデザインの工夫です。デザインの工夫と聞くとインパクトのあるデザインによる印象づけだけと思うかも知れませんが、ユーザーが利用しやすいシンプルなデザインであることも大切です。人の目線はZラインやFラインに沿って動くといわれています。そのため、キャッチコピーの配置、PRしたい文章の配置などは必ず訪問者の目に留まる場所に設定できるのです。

そのほかにも見込み客がスムーズに申込みをできるように、申込みボタンの色を目立たせてみたり、サイズを変動させたりしてみましょう。デザインの工夫はサイトへの印象づけがされるだけではなく、CV率にも関わる重要な項目です。

参考にしたいランディングページの事例紹介 

ここでは参考にしたいランディングページを2つ紹介します。現在、ランディングページ制作で困っている方、これからランディングページを制作する方は参考にしてみてください。他社のランディングページを見ることで、参考にできる部分が見つかるでしょう。

日産

日産アリアのランディングページは、写真やデザインにしっかりとこだわっているのが特徴です。それでいて写真の素晴らしさを半減させないように、文字が自然な位置に配置されており情報がスッと入ってきます。

写真、顧客にとって有益となる情報がしっかりと記載されており、アリアの素晴らしさが伝わるランディングページとなっています。

ボタニカルシャンプー   

ボタニカルシャンプーのランディングページは、シンプルでまとまっていながらも素朴さを感じさせないデザインです。スペースを活用し、配色のトーンを統一させることで、シンプルながらも訪問者に訴求したい内容が目立つレイアウトに仕上がっています。

使用感満足度では数値が記載されており、数値を見た訪問者は「人数の多さ+満足度の高さ」に安心感を抱くでしょう。商品の種類自体は多いものの、顧客に必要な情報が一文でまとめられているため情報が混乱することもありません。

まとめ

この記事ではランディングページのデザインのコツから、CVを上げるデザインについて紹介しました。ランディングページのCVはすぐには上がらず、何度もくり返し検証し成果を上げていくものです。検証ではサイト訪問者の立場に立ち、ペルソナが必要としている情報を記載できているかどうかを見直すだけでもCV率はグッと変わります。

とはいえ、多くの企業や通販サイトが魅力的なランディングページを出しているため、なかなか売上や問合せ件数が伸びないのが現実です。そこでおすすめなのが、ノウハウがあるプロへの依頼です。SeekNext合同会社ならば、お客様の要望に沿った提案をし、他社との差別化を実現できます。なぜか競合と似たデザインになってしまう、自社の魅力が詰まったランディングページができない、などとお悩みの方はぜひ一度お問合せください。

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この記事を書いた人

佐藤潤嗣のアバター 佐藤潤嗣 SeekNext合同会社 代表

福岡県のホームページ制作会社の代表。システム会社、ホームページ制作会社に勤務した後、SeekNext合同会社を立ち上げる。福岡を中心に全国のサイト制作・運用に携わっており、実績は100を超える。
大手メディアサイト「比較ビズ」などの監修者も務めており、制作関係なら何でも相談して下さいの精神で活動している。

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