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【絶対に失敗させない】プロが忖度なしでホームページ制作会社の選び方を教えます

ホームページは、ある程度の知識がないと自力での作成は難しいものです。そのため、ホームページ作成を外注しようと考えている方も多いのではないでしょうか?

しかし、いざ外注しようとしても、どのように制作会社を選べばよいのか判断基準が分からず、依頼先の選定に迷いが生じることもあるでしょう。そこで本記事では、ホームページ制作会社の選び方について解説します。これからホームページ作成の依頼を考えている方にとって必見の内容です。

佐藤潤嗣

お客様の質問で一番と言って多い質問になります。
制作会社の社長として言いにくいこともぶっちゃけたいと思います。

目次

ホームページ制作会社を選ぶ前にするべきこと

ホームページ制作会社を選ぶ前にするべきことは、次の6つです。

  • ホームページ作成の目的を明確にするリスト
  • ターゲット層を決める
  • 予算を決める
  • 納期を決める
  • サイト公開後の管理や運用方針を決める
  • RFPの用意をする

前もってホームページの運用目的や方向性を決めておくと、要望とマッチする制作会社を絞ることができます。長期のパートナーになるかもしれないため、制作会社の選択は慎重に行いましょう

佐藤潤嗣

上記の6つの準備が出来ていれば、失敗のリスクは大幅に低減することができます。
ひとつひとつ丁寧に解説しますので、ぜひ最後までご覧ください!

ホームページ制作の目的を明確にする

会社のホームページ制作には、いくつかの目的があります。その目的に応じ、Webサイトのデザインやレイアウトを変える必要があるのです。

ホームページ制作の目的としては、次のようなものが挙げられます。

  • 製品を購入した方に向けた製品ページを充実させ、訴求力を上げたい
  • 新規顧客を捕まえたい
  • 求人応募数を増やしたい
  • 製品に抱いた疑問を解決する窓口にしたい
  • 名刺代わりや信用のために作りたい
  • 会社のパンフレット代わりにしたい

ホームページ制作の目的が未確定のまま制作会社の選定に入ると、会社の要望とのミスマッチが生じてしまう可能性があります。まずは目的を明確にし、要望に合致した制作会社を選びましょう。

上記での目的を整理すると以下のような形になります!

クオリティを重視すべきコスパを重視すべき予算を重視すべき
訴求力を上げたい
新規顧客
求人応募数

疑問を解決する窓口名刺代わりや信用
会社のパンフレット
佐藤潤嗣

「サイトを通じて集客や売上の向上を狙っているのか?」「名刺代わりにホームページ欲しいのか?」などのように目的が変われば、予算もどんなサイトを作るべきなのかも変わってきます。
上記の図を参考にどの目的に近いかを判断してみてください!

ターゲット層を決める

誰に向けてのコンテンツ作成なのか、ターゲット層を決めておくと、ホームページ内容に活かすことができます。代表的なターゲット層は、次の3つです。

  • 自社の顧客
  • 求職者
  • 投資家

顧客とは、企業の担当者や一般消費者などを指します。ターゲットが変われば、ホームページの内容やデザインも変わってくるため、まずはメインターゲットを明確にしましょう。

さらに、デザインも女性向けなのか・男性向けなのか・若者向けなのかで大きく変わってきます。ペルソナを細かく設定すると、特定のターゲット層を得意とする制作会社も選択の候補に入るでしょう。

佐藤潤嗣

多くの場合、自社の顧客が一番のメインターゲットとなります。採用を重視している場合は、求職者の向けのコンテンツを用意することになります。

投資家への情報は、中小企業の場合、ほとんど問題になりません。
強いていうのであれば、融資の際に銀行さんにも分かりやすいサイトにしておくというくらいの考えで問題ありません!

予算を決める

予算を決める際、「なるべく安く済ませたい」「いくらであれば作成してくれるのか」など、制作会社に委ねた予算設定の仕方はやめましょう。

「予算は〇〇万円までに収めたい」「予算の上限は〇〇万円」などと、具体的に数値を用いて予算を決定するのがポイントです。

基本的にホームページは、依頼主の要望に合わせて作成するオーダーメイド方式です。そのため、ホームページ制作会社は、提示された金額に収まるように見積もりを出します。

予算がなければ何も決められないため、制作会社も選べません。さらに運営コストも予算に含め、運用は自社で行うのか、運用の代行まで依頼する予定なのか検討したうえで、制作会社を選ぶようにしましょう。

佐藤潤嗣

大体の予算を決めておくことで、どの制作会社にどんな依頼を行うかを決めていくことが可能となります。
制作会社からの立場でも、予算を伝えてもらえると適切な提案が行いやすくなります!

納期を決める     

制作会社は、複数の案件を抱えています。そのため、明確な納期設定をしていなければ、契約後に予定より導入に時間がかかってしまうといったトラブルを起こしかねません。

また、納期に余裕があれば、依頼する制作会社の幅も広がります。一方、タイトなスケジュールになると、対応可能な会社を絞らなければなりません。特に、新たにホームページを立ち上げる際は、制作終了後に、制作会社からレクチャーを受ける場合もあります。可能であれば、ある程度余裕をもって、納期を設定しておきましょう

納期設定を行う際は、「何月何日までにサイトをオープンさせたいのか」を具体的に決めておくのがベストです。「なるべく早く」や「大体このあたりに」とアバウトに決めるのではなく、具体的な日時を設定しましょう。

佐藤潤嗣

制作会社の多くは、2~3か月で納期を定めています。
テンプレートベースでの制作を行っている会社様は1週間で対応していることもあります!

サイト公開後の管理や運用方針を決める          

ホームページは、作成したら終わりというわけではありません。ホームページ公開後も、管理や運用を継続的に行う必要があります。基本的に、制作会社への管理・運用の依頼には追加料金がかかります。

管理や運用に関して、整理しておくべき項目は以下の通りです。

  • 運用は自社で行うのか? 業者に依頼するのか?
  • 依頼した場合の月々の予算はどのくらいか?
  • 制作会社にどのようなことをしてもらいたいか

一口に制作会社といっても、運用まで一括して行う会社、運用のみ外注している会社、そもそも運用自体は行わず、制作のみに留まる会社などさまざまです。希望する管理・運用方法に合わせて、依頼するホームページ制作会社を選択しなければなりません

佐藤潤嗣

集客やSEO対策を検討している方にとって、制作と同様に運用が重要になります。
制作だけに予算を使用するのではなく、運用にも予算を割けるように計画していくことを推奨しています。

RFPの用意をする

RFPとは、提案依頼書のことを指します。RFPは、依頼側が制作会社向けに、提案内容を具体的に記載している資料です。上記で整理した5つのポイントを踏まえ、制作会社に依頼するタイミングで提出します。

要件を言語化し、制作会社にきちんと伝えることができれば、商談においてお互いの認識をすり合わせやすくなります。商談では、要望通りのホームページ作成が可能か・納期は間に合うか・運用は任せられるのか・予算内に収まるのか、などを一つ一つ確認します。

可能であれば複数の制作会社と打合せし、同様の確認をとったうえで比較検討するとよいでしょう。

佐藤潤嗣

まずは自社にて制作の目的や希望する条件をまとめておくことで、制作に失敗する可能性を軽減することができます!

ホームページ制作会社の選び方

ホームページ制作会社の主な選び方は、次の2つです。

  • ホームページ制作会社の「強み」を理解して選ぶ
  • ホームページ制作会社ごとの「対応範囲」を確認して選ぶ

ホームページ制作会社といってもさまざまな会社があるため、選び方を押さえておくとスムーズに選定できます。

ホームページ制作会社の強みを理解して選ぶ

ホームページ制作会社の強みは、次の3つに分類できます。

  • デザインが得意な制作会社
  • マーケティングが得意な制作会社
  • バランスの取れた制作会社

それぞれの特徴と、どんな目的の場合におすすめかについて解説します。

デザインが得意な制作会社

デザインを得意としている会社は、トレンドや最新技術に精通しているため、ブランドイメージを的確に表現できるのが長所です

見せ方・ブランドイメージ・デザインにこだわりがある場合や、アニメーションを取り入れたい場合は、デザイン性に富んだ制作会社への依頼がおすすめです。

佐藤潤嗣

特に高価格帯の商品やサービスを提供している会社様におすすめです。
高価格帯の商品やサービスになるほど、ユーザーはネットで情報を丹念に収集するため、その時にサイトの役割は重要となってきます。

マーケティングが得意な制作会社

マーケティングを得意としている制作会社は、広告やプロモーションを利用した、商品やサービスが売れる仕組みに基づいたホームページ制作に長けています。中には、制作後もWebマーケティングのコンサルを受けられる制作会社もあります。

マーケティングを重視したホームページを作りたい場合や、ホームページから新規顧客開拓につなげたい場合におすすめの制作会社です。

佐藤潤嗣

特にLPでの販売を強化したい方はマーケテイングが得意な制作会社を選んでいくといいと思います。
基本的にマーケティングにこだわるほど、サイトはシンプルになっていきます
予算は制作よりも運用に回すことが多いです。

バランスの取れた制作会社

ホームページ制作会社の中には、デザイン・システム・マーケティングのどれか一つに特化しているわけではなく、すべてにおいてバランスの取れた制作会社もあります。

ホームページ制作には、設計からデザイン・コーディング・SEOなどさまざまなスキルが必要です。バランスの取れた制作会社は、どの分野においても一定のクオリティが期待できるでしょう。

すべてにおいて一定以上のレベルを求めている、運用も含めて長い付き合いを希望している場合は、バランスの取れた制作会社への依頼がおすすめです。

佐藤潤嗣

撮影からデザイン、制作、運用まで全ての依頼を検討しているのあれば、バランスの取れた制作会社を選ぶことをおすすめします。
ただ、現実問題的に全てを高水準のクオリティで対応できる制作会社は限られるため、優先順位は決めておいた方が吉です。

ホームページ制作会社ごとの対応範囲を確認して選ぶ 

ホームページ制作会社ごとに、どんな業務に対応可能なのかが異なります。そのため、ホームページ制作会社を選ぶ際には、前もって対応範囲を確認しておくと安心です。

ホームページ制作会社は、次の2つのパターンのどちらかに当てはまります。

  • すべての業務を社内で行う制作会社
  • 一部の業務を外注している制作会社

それぞれのパターンについて解説します。 

すべての業務を社内で行う制作会社

すべての業務を社内で行う制作会社とは、デザインからシステム構築まで、すべて自社で行う制作会社のことです。同じ社内ですべての業務を行うため、制作スタッフ間で連携しやすいメリットがあります。

対応にスピード感があり、コミュニケーションが行き届きやすいため、高品質の制作が期待できるでしょう。

佐藤潤嗣

基本的には、社内で完結させている会社の方が安心ですよね!

一部の業務を外注している制作会社

一部の業務を外注している制作会社とは、例えば、デザインは自社、システムは外注などといった、分業スタイルの制作会社のことです。一部の分野に特化している会社なので、専門分野においては高品質の制作が期待できるでしょう。

しかし、専門分野以外は外注のため、外部パートナーのスキルに品質が左右される傾向にあります。

佐藤潤嗣

その会社の実績を確認して、品質に問題ないか確認することをおすすめします!
制作会社によっては、コストを抑えるために、スキルの低い人材に外注していることもあるので、確認しておけば安心ですね。

ホームページ制作会社の失敗しない選び方

  • 得意分野と自社の目的が合致しているか
  • 創業年数の確認
  • 制作費の確認
  • 実費の確認
  • フォロー体制の充実度を確認

それぞれのポイントについて解説します。

得意分野と自社の目的が合致しているか          

ホームページ制作会社の選定時、依頼側のニーズと、制作会社の強みが合致しているのか確認する必要があります

デザインを重視しているのならばデザインを得意とする制作会社、売上アップを狙うのならマーケティングに特化した制作会社に依頼する必要があります。できるだけ完成形やイメージに合う制作会社を選びましょう。

創業年数の確認

ホームページ制作は、パソコンが1台あれば始められる仕事です。そのため、ホームページ制作を請け負う小さな会社やフリーランスが乱立しています。WEB業界はベンチャー企業が多い業界です。ベンチャー企業の生存率は、創業から5年後は15%、10年後は6.3%、20年後は0.3%とたいへん厳しいことが分かります。

こうしたホームページ制作会社の中で、安心して運用まで任せられる会社を選ぶには、創業年数を参考にするのも一つの手でしょう。

制作費の確認

ホームページの制作費はクオリティや細かな機能によって大きく変わるため、素人では価格の予測を正確に行うことができません。そのため、複数の制作会社に同じ条件で見積り依頼をすると、制作費の相場がわかります

同時に無駄なコストがかかってないか、他社と比べて高すぎないかなどを確認しておくと安心です。

実績の確認

ホームページ制作会社の実績を確認すると、これまでどのようなホームページを作成してきたのか、その特徴や受注先などが確認できます。実績を見ると、どのような業種や分野を得意としている制作会社なのかが丸わかりです

実績を確認したい場合は、制作会社のホームページを開いて実績紹介のページを確認するか、担当者に実績を知りたいと伝えるとよいでしょう

フォロー体制の充実度を確認

ホームページは制作して終わりではなく、公開後も運用やメンテナンスが必要です。常に情報やコンテンツをブラッシュアップし、より集客力を上げていく工程が必要不可欠です。そのため、導入後のフォロー体制が充実しているかを前もって確認しておくとよいでしょう

ITシステムに精通した社員が不在の会社であれば、きめ細かい電話サポートや、ホームページの運営方針についてもアドバイスをもらえるホームページ制作会社だと安心です。

ホームページ制作会社を選ぶ前に下調べを行おう   

今回は、ホームページ制作を成功させるために、失敗しないホームページ制作会社の選び方について紹介しました。選ぶ前に依頼先の会社をしっかり下調べしておけば、選定も失敗せず、高品質のホームページを制作できます。まずは、本記事で紹介したポイントや選び方を参考にしつつ、下調べをしっかりと行いましょう。

SeekNext合同会社では、クオリティが高いホームページを適正価格で提供しています。お客様の要望に沿った適切な提案から作成・運用までを一貫して行っている会社です。依頼先で困っている方は、ぜひ一度お問合わせください。

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この記事を書いた人

佐藤潤嗣のアバター 佐藤潤嗣 SeekNext合同会社 代表

福岡県のホームページ制作会社の代表。システム会社、ホームページ制作会社に勤務した後、SeekNext合同会社を立ち上げる。福岡を中心に全国のサイト制作・運用に携わっており、実績は100を超える。
大手メディアサイト「比較ビズ」などの監修者も務めており、制作関係なら何でも相談して下さいの精神で活動している。

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