売上アップや事業の拡大を視野にいれて、ECサイト制作を検討している企業も多いのではないでしょうか。そこで、制作方法の手段としてECサイト制作会社に外注する方法があります。
実際、ECサイト制作会社へ依頼すれば、効率よくクオリティの高いECサイトを制作できるのが利点です。とはいっても、ECサイト制作会社は数多くあります。制作会社選びに失敗すれば経費の無駄遣いになり、期待している成果も得られません。
そこでこの記事では、ECサイト制作会社の選び方から避けるべき会社について解説します。
ECサイトとは
ECサイトとは、インターネット上で商品を販売するサイトのことです。「Amazon」や「楽天」といったオンラインショップもECサイトに分類されます。しかしそれだけではなく、コンテンツ配信サイトやネットオークションサイトなども、すべてECサイトに含まれます。ECサイトは時間や曜日を問わず、いつでもどこでも買い物できるのが特徴です。
ECサイト制作会社に依頼する前に行うこと
ここでは、ECサイト制作会社に依頼する前に行うべきことをみていきましょう。具体的には、次の3つです。
- 予算と納期の設定
- 求めている制作会社・ECサイトを条件で書き出す
- 競合他社のECサイトチェック
これからECサイト制作会社への依頼を考えている企業は、参考にしてみてください。
予算と納期の設定
ECサイト制作会社に依頼する前に、予算と納期の設定をする必要があります。予算によって導入できるシステムや制作工数、サポート体制が変わり、納期に応じて費用も変わってくるからです。
これらを設定せずにECサイト制作会社に依頼しても、制作会社は見積もりを出すのが困難です。それどころか予算がないと、そもそも依頼を断られてしまったり、打合せを通して事細かに決めていくため納品までに時間がかかったりもします。納期次第で追加料金が発生することもあるため注意が必要です。
見積もりをできるだけ最終納品価格に近いものにするためにも、予算と納期は必ず設定しておきましょう。
求めている制作会社・ECサイトを条件で書き出す
ECサイトを制作するうえでこだわる部分は、企業によって異なります。そこで、求めている制作会社・ECサイトを条件で書き出して明確にしましょう。
例えば、「サポート体制が充実している」「ECサイトの運用をして欲しい」「ECサイトの制作のみして欲しい」といったように、条件を書き出してみてください。併せて必要な機能を記載していくことによって、ヒアリングがスムーズにいきます。
競合他社のECサイトチェック
制作したいECサイトをよりイメージできるよう、競合他社のECサイトをチェックしましょう。サイトを具体的にイメージできるだけではなく、差別化するべき部分もわかるようになります。
今や多くの企業がECサイトを出しており、差別化は必須です。競合他社と似たECサイトはいずれ売上に悩むため、事前に差別化するべき項目を把握しておきましょう。
ECサイト制作会社の選び方
ECサイト制作会社の選び方は、次の4つです。
- 実績の確認
- 見積書・提案書の確認
- サポート体制の確認
- 対応範囲の確認
ECサイト制作会社は複数あり、それぞれ特徴が異なります。ここでは、基本的な選び方についてみていきましょう。
実績の確認
ECサイト制作会社の実績を確認して、自社が求めているデザインとマッチしているか確認してみましょう。制作会社によって得意分野は異なり、動きが得意なところがあれば、シンプルなデザインが得意な会社もあります。
依頼前に制作会社の実績を確認してイメージと近いECサイトであれば、スムーズに話を進められるでしょう。反対に理想とかけ離れた実績が多ければ、話し合いでうまく完成図が共有できない可能性があります。
見積書・提案書の確認
ECサイトを依頼する際は、必ず見積書・提案書の確認をしましょう。大前提として、価格と質は比例しません。つまり、「制作依頼費=高品質のECサイト」とはならないのです。見積書と依頼書をチェックして、自社がイメージしているECサイトを共有できているか、重視しているポイントに相違がないか確認しましょう。
ECサイトは制作して終わりなのではなく、売上が伸びて初めてサイトの良し悪しがわかります。見積書に依頼内容がしっかりと記載されており、かつ不足部分を提案・補足してくれるところは、サイトの制作経験も豊富で、今後もサイトを運営するうえで信頼のおける制作会社となるでしょう。
サポート体制の確認
運営や管理を制作会社に依頼する場合は、サポート体制が充実しているかを確認しましょう。サポート体制がしっかりとしている制作会社では、顧客からの問い合わせ対応を代わりにしてくれたり、売上数値を伸ばすためにアドバイスをしてくれたりします。企業の人員が少なく制作会社の力を借りる場合は、サポート体制は要チェックです。
対応範囲の確認
制作会社によっては、構築と設定のみを受け付けているところがあります。ところが、依頼の目的によっては構築から運営までをして欲しい場合もあるでしょう。依頼後に「実は対応していなかった」とならないためには、あらかじめ対応範囲について確認しておくべきです。対応範囲を誤って制作会社に依頼した場合、途中で依頼会社を変える必要もあります。
避けたいECサイト制作会社の特徴
避けたいECサイト制作会社の特徴は、次の3つです。
- 費用が安過ぎる制作会社
- 見積書の項目がしっかりと記載されていない制作会社
- 担当者との相性が悪い制作会社
もしも上記に当てはまる制作会社に依頼した場合、失敗する可能性があります。失敗する可能性を限りなく低くするためには、ここで紹介する「避けたいECサイト制作会社の特徴」を押さえておきましょう。
費用が安過ぎる制作会社
制作費用が安過ぎる制作会社は、少ない従業員が長時間働いていたり、人件費を無理やり削っていたりして、低クオリティなECサイトが納品される可能性があります。それだけではなく、サポート体制が不十分なこともあります。
もしも数万円から20万円前後でECサイトを制作できる場合は、格安であるため要注意です。ECサイト制作相場は小規模であれば100万円以下、中規模であれば200万円から500万円が目安です。それよりも格安の場合は、BASEなどを利用して自社で作成することをおすすめします。
見積書の項目がしっかりと記載されていない制作会社
見積書の項目があいまいな制作会社は、後から追加料金が発生する可能性があります。「ECサイト制作◯万円」だけでは修正で追加料金が発生したり、要望次第で大きく金額が跳ね上がったりします。
見積書に作業項目ごとの料金が記載されていれば、追加料金が頻繁に発生することは少なくなり、予算を立てやすく安心です。そのため、見積書の項目がしっかりと記載されている制作会社を選びましょう。
担当者との相性が悪い制作会社
制作会社の見積もりを依頼すると担当者が付きますが、その担当者のレスポンスが遅かったり、こちらの要件を理解していなかったりすると、失敗に終わる可能性があります。
話し合ってもいつも話が食い違う、こちらの要望をしっかりと汲み取ってもらえない場合は、相性が悪いのかもしれません。担当者と二人三脚でECサイトを制作していくため、相性はとても重要です。制作会社の腕がよいにしても、担当者との相性はしっかりと確認しておきましょう。
ECサイトの制作はSeekNextへおまかせ
ECサイト制作は制作会社へ依頼することによって、クオリティの高いものを納品してくれます。制作会社に依頼する際は、依頼する前に予算や納期を設定して事前準備を行い、より企業が要望するサービスを提供する制作会社を選ぶようにしましょう。
SeekNext合同会社であれば、適切な価格でクオリティの高いECサイトを制作します。そのため、予算が限られている方や依頼企業を迷っている会社でも、依頼しやすいでしょう。ECサイト制作以外にもSEO対策・広告運用・SNS企画など販売拡大に向けた施策の相談も受け付けています。もしもECサイト制作で悩んでいる企業は、ぜひ一度SeekNext合同会社へご相談ください。
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